向日葵と真夏の太陽マッチング 笑うかわせみ 俳句手帳
徳島県にお住いの西池冬扇「ひまわり」主宰にお話を伺いました。 季語『向日葵(ひまわり)』の俳句と鑑賞 向日葵の蕊を見るとき海消えし 芝不器男 鑑賞:『蕊』は『しべ』と読みます。 オシベ・メシベのシベのことです。 この句は少し複雑な構造になっていて、 ヒマワリのシベを見る・観察するとき、海が消える。 という具合に書かれているわけですが、つまり背景には海があったことを句の最後で気づく仕組みになって